Tohoku Innovation Base 2021年のご報告と、2022年のキックオフ

2022.07.29

2022年7月15日 Tohoku Innovation Baseの2022年のキックオフイベントが行われました。

Tohoku Innovation BaseとNExT10

EO North Japanでは2021年から「東北 Innovation Base プログラム」の一環として起業家、起業または準備中の方を対象に「NexT10(ネクスト10) powered by EO North Japan」と題したピッチ大会を東北各県で開催しています。

NExT10とは震災から10年経った2021年に、2031年の東北を代表する起業家を発掘しようというEO North Japanのチャレンジです。

もともと、震災をきっかけとしてはじまったEO North Japan。多くの起業家がEOの活動を通して成長しました。

これからの10年のために自分がEOで育ったように、これからの起業家を、EONJの起業家で育てたい。その想いからはじまったのがNExT10であり、Tohoku IBです。

Tohoku Innovation BaseとNExT10の去年の実績

起業家の思いから始まったTohoku IB、NExT10でした。
当初は「東北に県ごとにピッチコンテストをするだけの起業家が集まるのか?」
「本業があるなかで、どの程度時間を作れるか?登壇者、参加者が満足する場が作れるのか?」
という疑問がある、手探りでのスタートでした。

2021年は以下のスケジュールでピッチコンテストNExT10を実施しました
10月15日 宮城 @仙台市 18時~
11月21日 福島 @福島市 14:00〜17:00  
12月3日 岩手 @盛岡市 19時~
1月28日  山形 @酒田市 19時~
2月27日  青森 @青森市 16時~
3月25日  秋田 @秋田市 19時~
4月15日  宮城 @仙台市 決勝大会

その結果、東北6県でおこなったピッチイベントNEXT10には、

累計参加者   515名
先輩起業家   204名
ゲスト参加者  311名

登壇者
起業家、起業予備軍 60名

が参加しました。

予想以上の起業家数登壇し、東北のポテンシャルを感じる結果になりました。

また、継続した先輩起業家によるメンター、アドバイス複数発生し、EOの起業家プログラム、クオンタムリープへの参加者も生まれました。

2022年のTohoku Innovation BaseとNExT10の方針

中長期VISION

各セクターが協力した起業家支援エコシステムの実現

コンセプト

「ROCKなプラットフォーム」

2022年はこのコンセプトに基づきPhase1として、各セクターのROCKな個人を集合させるためにEOテクノロジーを使い、起業家、行政、銀行、大学、メディア、金融のロックな感性、個人をコミュニティ化することになりました。

具体的内容

1,昨年同様10月~4月でROCKなプレゼン大会を開催

2,各県のボランティアスタッフで独自のコンテンツを追加(予算とメンバーによって)

2022年7月15日のTohoku Innovation Baseキックオフ

要するに、EONJの会員や関係者以外も参加をしてもらいローカルコミュニティにするということで、7月15日は20名以上がenspaceに集まりました。

銀行さんや地域の起業家支援団体、高校の先生にもご足労いただきました。

当日はそれぞれのメンバーからEOがやる理由、自分達起業家が起業家育成を支援する理由、思いを熱く語りました。

これから7月には山形のYIBや福島のFIBではオープン、クローズでイベントを予定しています。

確定し次第、ご案内しますね。

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