【秋田】EO North Japan 秋田IBピッチコンテストー中学3年生による速報レポート

2022.04.13

EO North Japan 青森IBピッチ大会は、2022年3月25日(金)午後6時から秋田市のAkita club SWNDLEにて、EONJ主催 Akita Innovation Base(AKIB)共催で開催されました。

EO North Japanでは「東北 Innovation Base プログラム」の一環として起業家、起業または準備中の方を対象に「NexT10(ネクスト10) powered by EO North Japan」と題したピッチ大会を東北各県で開催しています。

NEXT10とは震災から10年経った2021年に、2031年の東北を代表する起業家を発掘しようというEO North Japanのチャレンジです。

もともと、震災をきっかけとしてはじまったEO North Japan。多くの起業家がEOの活動を通して成長しました。

これからの10年のために自分がEOで育ったように、これからの起業家を、EONJの起業家で育てたい。その想いからはじまたのがNExT10であり、Tohoku IBです。

2021年10月15日の宮城大会から始まり、11月に福島にて、12月に岩手にて、1月に山形にて、そして2月に青森にて大会を終えました。

続いて、今回のピッチ登壇者をご紹介します。

1:伊藤克朗 株式会社釣り東北社

釣りのために企業の内定まで蹴った男、真の釣男こと伊藤克朗。

日本初の釣り専用の有料公園を作り、釣り場の減少の対策を打ちました。さらに釣り人専用の駐車場を作って違反駐車対策を施しました。しかも釣りはなんと経済効果も大きいんだとか。

富士山、寿司にならんで「釣り」が日本文化として釣りが列挙される日は近いでしょう。

2:菅原魁人 秋田大学

介護の会社を設立し、介護保険に入らない事業を主に行っている菅原魁人さん。

高齢者になることが待ち遠しいと思える社会を作ろうと頑張ってくれています。学生なのに、高齢者問題に興味があるなんてすごいと絶賛の嵐。

事業依頼は大会時点で1000件を超えており、彼らのチャレンジによって、もはや高齢者問題という語は死語になるのかもしれません。

3:高橋新汰 Local Quest

お詫び:少しぶれています

就職活動に対するネガティブな観点をきっかけに情熱をはぐくむ活動を行っている高橋新汰さん。

社会人と接すなどし、情熱を育んだ結果、数々の企業から絶賛の声が。

情熱を育むことをを通して、失われつつある日本人の若者の士気を育んでいってください!

4:青柳 有理 起業準備中

大曲在住の三歳・一歳の母、青柳有理さん。

学力だけでは生き抜けない世の中だと教えるために、秋田県初のモンテッソーリ教室という民泊と幼稚園をあわせたものを自分で開講。

秋田になかった教育に新しいモンテッソーリというシステムが誕生しつつあることは楽しみです、ぜひ、実現させてください!

5:山田 希望 中居釣具店

海釣り専用の毛針を販売している山田さん。

キャバ嬢のノウハウをまさかまさかのマーケティングに応用!釣り具販売にキャバ嬢のノウハウという一見無関係そうな知識が役立つとは、面白い世の中です。

プレゼンのたびに驚かされる生き様でした。これまでの予想外な行動に今後も期待です。

6:亀山 星華 秋田スティーラーズ

公務員という職業で「壁」というものを感じた亀山 星華さん。

職場の先輩に壁を壊してもらって見えた別の世界を共有したい。親身になって相談できる相手が誰にもあってほしい。そんな思いで活動しています。

壁という言葉は今は悪い意味でしょう。でもこの活動を通して壁を悪い意味で使う機会が消滅してほしいですね。

7:阿部 円香 株式会社杢

リンゴのハードサイダーを販売している阿部 円香さん。

リンゴは歴史でも要点をつないでいるためもしや世界を変えるのでは?という期待を胸に横田のリンゴが変えてくれるその日まで待ち続けています。

阿部円香さんがその革命を目にするときはいつか?実現するのが楽しみです。

8:栗原 エミル 株式会社アウトクロップ

映像と沼山大根という奇跡の出会いを果たした栗原エミルさん。

ローカルの魅力を引き出すために持ち前の映像技術を駆使しています。地方という可能性の塊に着目することはあまりないですからね。

やっぱりローカルならではの魅力ってありますよね。今後も魅力を発信していってください。

9:加藤 明仁 株式会社Amanobori

12年の消防士人生を経てきた加藤 明仁さん。

東日本大震災をきっかけに救急救命士になったけど、希望者の精神的な辛さを感じさせられました。だからこそ!人を救う人が報われる世界を作っています。

人を救う人が救われない世界を徹底的にぶっ壊してください。

10:石田 陽佑 株式会社TOMUSHI

カブトムシの良さを熱演する石田さん。

ムシキングという夢を思い出しカブトムシ屋という謎職業を生み出した迷人、石田陽佑。

ごみ処理というなんと面白い食をカブトムシに与えてみたら、気付かぬうちにごみをよく食べる品種改良をしてたという逸話まであるという。しかも蛋白源として気づかぬうちに注目を浴びているカブトムシたち。

蛋白源として昆虫が輝く時代の幕を、私たちが気づかぬうちに彼らが開くのでしょうか。

11:加藤 未希 合同会社CHERISH

子育てサポートを専門としている加藤さん。

ママ友のシステムを保育園のシステムに取り入れて新しい働き方の形を行っています。なぜか転勤族スタッフが多いらしく、スタッフ募集中なんだとか。

もしかしてこのママ友システムが、ママだけではないすべての人の働き方の模範になる日が来るのではないか?と感じさせる内容でした。

審査結果

そして審査結果は、

1位 石田 陽佑 さん

お詫び:若干ブレてます

2位 加藤 未希 さん

3位 山田 希望 さん

でした。おめでとうございます。

次回のNext10は宮城での開催です。4月15日19:00〜開催します。今度の大会は各県大会の優勝者が登壇する決勝大会です。

お楽しみに。

ライター:江尻櫂馬

WACA一般社団法人ウェブ解析士協会代表理事でありウェブ解析という業界を造った江尻俊章…

の中3(来月から高1)の息子。父に似てマニアックな趣味「鉄道」を持つ。今回試験的に、大人のこの世界をあえて中3という視点で書いたらどうだろうということで同行。ちなみにこういう年齢に合わない体験を割とさせられていたりする(勿論法に抵触することはしない)。

© ENTREPRENEURS' ORGANIZATION NORTH JAPAN